「棕櫚の影に」

2017.6.26
梅雨が明けたばかりの沖縄の海は一際碧く、空には夏を告げる入道雲が湧きあがっていた。6月23日は沖縄県が制定した慰霊の日でもあり、首里城はいつになく混み合っているようだった。本州とは全く違う気候の中で育つ鮮やかな色の花や濃い緑は、熱帯の沖縄にこそよく映える。
どこを見渡しても、70年と少し前、ここが凄惨な戦争の中心地だったとは到底思えないほどだ。

弊社トータルライフケアの創立20周年を記念して敢行した社員旅行-。

 色々な調整が必要ではあったが、幹事を買って出てくれた天野主任を始めとする世話人の面々、そして東京に残り、ご利用者様のために業務を続けた坂田所長ら残留組の職員のお陰で素晴らしい時間を共有することができた。
 日頃なかなかじっくり話す機会の少ない、異なるステーションの職員同士が楽しそうに観光し、酒を酌み交わす光景を目にすると、それだけで嬉しい気持ちになるものだ。
沖縄出身の玉城PTがお奨めの観光スポットを紹介してくれたり、畠山PTはバス移動中にガイドさんの代わりにモノマネを披露して皆を楽しませてくれたり・・・。
普段見られない職員の素顔や隠れた才能に触れる事も出来た。

 年を経るにつれ、優れたスタッフが集まり、それぞれのフィールドで発揮される彼らの力が結集して、プロフェッショナルの集団たる強い組織になりつつあることを実感している。
単にステーションの数を増やし、利益を追求することだけに専心するのではなく、社会資源として永続的にその場所にあり続けるために続けてきたことが少しづつ結実しているのかも知れない。
 

この旅行には、この春入職した職員の方々も多く参加してくれたが、ここに来るまでの道のりを支えてくれた職員のお陰で今があることを、やはり忘れてはならない。
走り続けてきたこの二十年という年月の間に沢山の出会いと別れがあり、その線上に「今」があるという現実は変わらない。

 初日の夕方催された20周年記念のパーティーの席上、秋に弊社を離れ、行政書士事務所を立ち上げる予定の田中PTが杯を傾けに来てくれた。そして、PTとして仕事を続けるなら辞めたくなかった…と申し訳なさそうに言ってくれた。
話しているうちに、20年前自分達が起業の際に感じていた不安や希望が胸を過った。
彼もまたTLCを支え、自分の見据える未来に向かって新たな道へ一歩を踏み出した大切なスタッフの一人だ。業種は変わってしまうが、彼ならきっとやってくれるはずだ。

こうして今日に至るまで弊社に関わり、支えてくれた人たちがいる。そして今まさに弊社で地域に尽くしているスタッフがいる・・・。彼らの努力が信頼に繋がり、ステーションが存在し続けられている。
 だからこそ、束の間の休息を思い切り楽しんで欲しかった。
そして同時に、色々な理由で今は弊社を離れ、別の道を行く元職員達の活躍を願ってやまない。





熱意を持った訪問看護師
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