よろこびvol.44｜フットケアブログ

≪要約≫
A様(90代女性)は、巻き爪と角質の肥厚による疼痛がありましたが、自身ではケアができない為、痛みを我慢する日々が続いておりました。
ところが、フットケアナースによる、爪切りのアドバイスと爪周囲のケアを実施した結果、痛みは緩和され、歩くことへの自信にも繋がりました。

≪きっかけ≫
A様のご担当ケアマネージャー様より、弊社へフットケアナースのご依頼をいただきました。
巻き爪と角質の肥厚による疼痛軽減を目的に、介入を開始しました。

≪アプローチ≫
巻き爪の一つの要因として、深爪が挙げられる為、巻き爪予防の爪切りをアドバイスしました。
また、角質の肥厚（右第２趾先端部）による疼痛に対して、肥厚部をフットケアマシンで削り、ゾンデによる爪周囲のクリーニングを施行したことで痛みは消失しました。

≪その後の経過≫
訪問頻度を月に1回から、2週に1回へ変更していただいたことで、定期的に肥厚部をフットケアマシンで削ることができ、疼痛を未然に防ぐことができました。
A様からも「痛みで歩けなくなるという不安が消えました。」「痛くなる前にケアしてもらえるから、安心して歩けます。」と、よろこびの声をいただきました。

≪今後続けていく想い≫
フットケアは、歩行に対する意欲と自信にも繋がる、重要なケアであることを学びました。
今後も、フットケアナースとしての視点を持ち、ご利用者様が安心した生活を送れるよう支援していきたいと思います。