第108回(千葉先生)
運動機能と痛みの評価
講師 | 千葉 慎一 先生(ウェルケアわきた整形外科) |
日程 | 2024年2月18日(日) 10:00~16:00 途中1時間お昼休み |
会場 | セミナースペース ACADEMIA 新中野 |
定員 | 30名 |
費用 | 11,000 円(税込) |
セミナー概要
― 肩の運動機能 -
肩関節は複数の関節が肩複合体というユニットを形成し運動を遂行します。
ユニットを成する複数の関節がそれぞれに与えられた仕事をすることで、一部の関節に負担をかけずに運動を遂行することが出来ます。
もし、ユニットを形成する関節の何処かに機能低下が存在した状態で動作を行おうとすると、目的を遂行するために機能低下を起こした関節以外の関節がその機能を代償します。
この様な代償が続くと、機能を代償した関節にはストレスが蓄積し、遂には壊れてしまいます。
この様な状態が肩関節疾患です。
従って、肩関節疾患を改善するためには、肩複合体の中の何処に機能低下が存在するかを探し、それを改善する必要があります。
この様な作業を行うためには、まず初めに肩関節はどの様に動くのか、つまり肩関節の運動機能を理解する必要があります。
― 評価 -
病院に来る患者さんは皆、ただ「肩が痛い」としか言いません。
しかし、患者さんの話をよく聞くと痛みが出るタイミングや場所、動作がバラバラであること気付きます。
痛む場所や動作が違うということは、患者さんにより、損傷している部位や障害されている身体機能もそれぞれ異なるということになります。
そんな病態も機能障害も異なる患者さんに同じ内容の訓練を一様に行っても肩の痛みを取り除くことはできません。
患者さんの「肩の痛み」を取り除くためには患者さん個々に合った治療プログラムを立案する必要があります。
そのために重要なのが評価です。
まず、問診により「いつ」「どこに」痛みが現れるのかを聴取します。
次に疼痛誘発テストなどにより「どこが」責任病巣であるかを確認し、最後に機能評価により「なぜ」その様な病態に至ったのかを考えます。
ここで得られた「なぜ」に対する答え、対策が治療プログラムとなります。
治療手技は何でも構いません。
大事なのは患者さんの肩が「なぜ痛くなってしまったのか」その理由を把握することです。
今回の講習会では肩関節の運動機能と評価の一連の流れを、実技を中心にご紹介いただきます。
肩関節は複数の関節が肩複合体というユニットを形成し運動を遂行します。
ユニットを成する複数の関節がそれぞれに与えられた仕事をすることで、一部の関節に負担をかけずに運動を遂行することが出来ます。
もし、ユニットを形成する関節の何処かに機能低下が存在した状態で動作を行おうとすると、目的を遂行するために機能低下を起こした関節以外の関節がその機能を代償します。
この様な代償が続くと、機能を代償した関節にはストレスが蓄積し、遂には壊れてしまいます。
この様な状態が肩関節疾患です。
従って、肩関節疾患を改善するためには、肩複合体の中の何処に機能低下が存在するかを探し、それを改善する必要があります。
この様な作業を行うためには、まず初めに肩関節はどの様に動くのか、つまり肩関節の運動機能を理解する必要があります。
― 評価 -
病院に来る患者さんは皆、ただ「肩が痛い」としか言いません。
しかし、患者さんの話をよく聞くと痛みが出るタイミングや場所、動作がバラバラであること気付きます。
痛む場所や動作が違うということは、患者さんにより、損傷している部位や障害されている身体機能もそれぞれ異なるということになります。
そんな病態も機能障害も異なる患者さんに同じ内容の訓練を一様に行っても肩の痛みを取り除くことはできません。
患者さんの「肩の痛み」を取り除くためには患者さん個々に合った治療プログラムを立案する必要があります。
そのために重要なのが評価です。
まず、問診により「いつ」「どこに」痛みが現れるのかを聴取します。
次に疼痛誘発テストなどにより「どこが」責任病巣であるかを確認し、最後に機能評価により「なぜ」その様な病態に至ったのかを考えます。
ここで得られた「なぜ」に対する答え、対策が治療プログラムとなります。
治療手技は何でも構いません。
大事なのは患者さんの肩が「なぜ痛くなってしまったのか」その理由を把握することです。
今回の講習会では肩関節の運動機能と評価の一連の流れを、実技を中心にご紹介いただきます。